Rumiture製品使用者インタビュー企画 GrindeRs #1 Yudai Urano

 「アメフトは最高の自己表現方法」不撓不屈の精神で夢を追いかけ続けるフットボーラー浦野雄大選手

表紙用画像

Rumiture製品使用者インタビュー企画”GrindeRs”

自分の目標を達成するために日々努力(Grind)し続けている人々=GrindeRs(グラインダーズ)。

彼ら/彼女らが自分の胸の中に秘めた感情や物語はあれど、第三者が知る機会はなかなか無い。

この記事を通してGrindeRsのストーリーを知って頂き、共感や感銘が読者のGrindする力になれば幸いです。

 

GrindeRs第1弾はノジマ相模原ライズ浦野雄大(うらの・ゆうだい選手。

高校、大学時代共に日本一を経験し、現在は日本最高峰のX-Leagueで日本一を目指し続けています。

30歳という競技者としてはベテランの域に差し掛かった浦野選手ですが、何がずっと浦野選手を突き動かし続けているのか、その想いと日々進化を続ける秘訣に迫りました。



ー所属とお名前を教えてください

ノジマ相模原ライズLB#56浦野雄大です。

浦野選手正面写真



ーどんなきっかけでアメフトを始めましたか

元々アメフトをしていた父の影響で幼少期からアメフトに触れる機会は多くありました。

自分は中学まで野球をしていたのですが父とのキャッチボールはいつもアメフトボールで、一緒にアメフトの試合を観に行ったりもしていました。

自然と高校からはアメフトをしたいと思うようになり、高校もアメフトを軸に選びました。(浦野選手は日大三高に進学し、高校一年生時には全国優勝を経験)



ー試合会場に向かう時のこだわりを教えてください

必ず白Tシャツに赤いパンツを履きます。

黒は黒星を連想するので着用したくなくて、白星を連想する白Tシャツを着ています。

赤いパンツも紅白的なげん担ぎですね。

試合会場に向かうまでに必ずスタバに行ったり、試合時には黄色いマウスピースを付けたりとこだわりは結構あります。

黄色いマウスピースは昔つけ始めた時から試合で活躍できるようになってそれ以来ずっと着用しています。

浦野選手歩き


RumitureのFootball Equipment Bag(防具バッグ、以下FEB)をどのように見つけて下さいましたか

防具バッグは高校からずっと同じものを使用し続けていて、新しいものが欲しいと思っていました。

そんな時にInstagramでRumitureを見つけて、同時期にアメフトPicksのYouTubeでFEBが紹介されている動画( 【全アメフト選手待望】アメフト用新作バッグを誰よりも早く紹介します! )を観てこれは良さそうだと思いました。

スパイクの収納が内部で分けられているのと形がしっかりしている点、その上コンパクトでカッコ良かったので購入を決意しました。


ーお話を伺っているとこだわりを強く持っている選手だと感じていて、そんな方にこそFEBを購入して頂きたいと思っているのですが、そのこだわりに応えるに足る使い心地を感じていますか

はい、満足しています。

スパイクも二足持ち運べていますし、防具と一緒に持ち運んでもスペースが分けられているので型崩れする事もなく使い心地がいいです。



ー30歳というベテランの域に入ってきた中で仕事との両立もあり周囲で引退していく人が多い中、今でも浦野選手を突き動かし続けているものは何ですか

大きく二つあって、一つ目は純粋にアメフトが好きだからという気持ち、そしてもう一つが浦野雄大という人間を最も表現することができるのはアメフトのフィールド上だ、という想いです。

浦野選手アメフト試合時
©official Rise Pics Saekikohei

 

ー年齢を重ねるに連れてトレーニングやケアで変わってきた点はありますか

ケアはセルフケアに加えて信頼する鍼師の福島さんという方がいて、福島さんが治してくれるという信頼があるからこそ全力でトレーニングや競技に取り組み続けられています。

トレーニングはウエイトを継続していますが学生の頃よりも少し衰えてきた感覚はあります。

平日は仕事もあってタイムマネジメントには苦労しますが、そこや年齢を言い訳にしたくない、成長し続けたいと思い最近はキックボクシングや柔術を取り入れています。

他にも陸上の選手に走り方を教わるなど、各分野のプロに体の動かし方を教わることで今までとは違う見地からの成長を試みています。

試行錯誤しながら成長するのはアスリートの責任の一つだと思っています。



ー格闘技で学んだことがどのようにアメフトに活きていると思いますか

毎回元プロの先生に絞め落とされたりボロ負けしてるんですけど、僕のLBというポジション上こういった経験が必要だと思っていて、強い相手ととにかくぶつかり合う、負けるけど立ち向かい続けて勝ちに行くというのが日本一の選手になるためには大切だと思っています。

他の人がやっていない事をやりたいという気持ちもありますね。

格闘技はタックルがとにかく重要で、アメフトでは足を引っ掛けて転ばせるという方法でも成り立つのですが格闘技はそうでなく正面から強くぶつかって倒さなくてはいけないので、そういったタックル力と強い相手に立ち向かっていく精神力がアメフトに還元されていくと思います。

浦野選手格闘技の練習風景

 

ー日本一を目指すチームに属する中での浦野選手の役割は何ですか

まずライズへの入団を決めたのは当時東松さん(元ライズ選手現同コーチ)から熱烈な勧誘をしてもらって、その時に立命館でLBをしていたとか日本一経験者だとか、そういったブランドでなくて「浦野雄大」という人間を必要としてくれていると感じたからです。

常勝チームに比べたらスター選手が揃い踏みしているわけではないライズですが、そんなチームで勝つからこそ面白いと思っています。

組織の中で自分は努力し続けて成長する姿を周囲に見せて、努力し続ければ夢は必ず叶うというのを背中で見せたいと考えています。



ーフィールド上が最高の自己表現の場とおっしゃっていましたが、浦野選手のプレーを観た人たちにどんな事を伝えたいですか

諦めず追いかけ続ければ何歳になっても夢は叶う、という事です。好きな事に貪欲でい続けることの楽しさ、魅力を伝えられたらと思っています。



ー今後の目標を教えてくださ

 

チームとしても選手としても日本一になる事です。

 

何歳になっても走り続けられる限り走り続けたいですね。

LBの先輩で活躍したり日本代表に選ばれている選手たちを見ると自分もまだまだいけるなと思います。

毎年違う課題が見えて、それをクリアして行くのが楽しくてモチベーションになっています。

ライズの一員になってからアスリートとして、人として色んな成長を遂げてきた今、日本一になって見える景色は当時大学時代に見えたものとは全く違うものだろうなと思っています。



ー最後にRumitureで今後開発して欲しい製品はありますか

他のアメフトブランドがあまり開発していないニッチな領域の製品ですかね。

フィールド上だけではなくトレーニングやランニングの際に使えるグローブとか、スタッフに向けた製品とかが増えていったら嬉しいです。


著:Rumiture佐藤敏基

ブログに戻る