Rumiture製品使用者インタビュー企画 GrindeRs #3 Seidai Nakamura

 



「成長の場は自分で探し求め続けるもの」医学もアメフトも全力で取り組む医師の卵フットボーラー中村誠大選手


Rumiture製品使用者インタビュー企画”GrindeRs”

自分の目標を達成するために日々努力(Grind)し続けている人々=GrindeRs。

彼ら/彼女らが自分の胸の中に秘めた感情や物語はあれど、第三者が知る機会はなかなか無い。

この記事を通してGrindeRsのストーリーを知って頂き、共感や感銘が読者のGrindする力になれば幸いです。


Rumiture製品使用者インタビュー企画第3弾は兵庫医大アメフト部5年生(2024年4月から6年生)の中村誠大選手です。

医師の卵としてハードな勉強に勤しみながらも全力でアメフトに取り組む中村選手にRumitureとの出会いや勉強とアメフトの両立の秘訣、医大生フットボーラーならではの苦労を伺いました。


ー所属と学年を教えてください

兵庫医科大学アメリカンフットボール部SIEGFRIED5年QBの中村誠大です。



ー医大なので6年制なのですよね

そうです、6年制の5年目です。

コロナで2年間プレー登録していない時期があります。



ー登録自体は医大も6年のうちの4年間のみですか

そうです、人それぞれ6年のうちの4年間を決めて登録します。関西には医大チームが2つしか無いので医科歯科リーグではなくて関西リーグに所属しています。



ー実はRumitureのFootball Equipment Bag(防具バッグ、以下FEB)の第一号購入者なのですがどうやって製品を見つけて下さいましたか

防具バッグが欲しいと思っていた矢先にTwitterで見かけました。

チームの施設があまり充実しておらず、防具は買った当時ついてきた袋に収納して持ち運んでいる形でした。

人と被るし形もしっかりしていないので機能性が高くカッコ良いものがあればと思っていて、FEBはチームロゴを入れることができたりネームタグも付けられるということでぴったりだなと思い購入を決めました。



ー試合中のファッションのこだわりはありますか

チームカラーが緑なのでそれに合わせてスパイクの色も緑でオーダーしていました。他にも身につけるものは緑で統一しています。



ーFEBの気に入っているポイントを教えてください

持ち運ぶもの全部入るのはもちろん、靴も分けて収納できて装飾品やリストコーチは前のポケットにしまうことができる点です。



ー中村選手の購入後にチームから追加で注文を頂きましたがチーム内ではどんな反響がありましたか

チーム内でも自分と同じように防具バッグが欲しいと思っている選手が多くいる中でFEBを見てかっこいいしコンパクトだし欲しい!となっていました。

追加購入者も満足していました。



ーコロナ期間で2シーズン試合ができなかったと伺いましたが、その間はどのような過ごし方をしていましたか

2年間プライベートリーグ(NOVICEに所属)に飛び込んでみた結果、アメフトの知識量が大きく向上しました。

日本一決定戦(オーシャンボウル)にも出場させてもらったり関西上位校出身の選手に混ざってプレーをすることで刺激を受けることができました。

自分は4部に所属しているのでプレースピードの違いや知識量の違いに圧倒されながらも有意義な2年間を過ごして大きく成長することができました。



ーやはり医大生という立場上コロナに対しては殊更注意深く向き合っていましたか

両親が医師なので厳しめに言われることも多かったですが、世の中にしっかり従えば良いかなという印象でした。



ー大学から医学の勉強が始まるというタイミングでアメフトも同時に始めたとのことですが、どんなきっかけでしたか

スポーツが好きというのと、勉強だけでは学べない人間関係や上下関係を学びたいという思いがありました。

高校までは陸上をやっていて個人競技だったので団体競技がやりたいと考え、アメフト部の体験に行ったら先輩たちの雰囲気が良くて入部を決意しました。

あとはアメフトの防具とかユニフォーム姿がかっこいいというのもありました。



ー医大生の勉強とアメフトの両立で苦労していることはありますか

今は病院実習期間で朝から夕方まで病院で過ごしているので下級生たちと時間を合わせてミーティングが出来なかったり練習に間に合わないこともあります。

グラウンドの遠くで実習がある日は実習終わりに1時間運転して練習場に戻ることもあります。チーム活動が週に3回しかない中で週4〜5回練習しているチームに勝つために一回一回の練習にどう向き合うかを日々考えていますね。

医師になるために大学に入っているのでそこの優先度は一番になるのですが、その中でもアメフトにも妥協せず勉強と同じレベルの優先度で全力で取り組んで結果を出したいと思っています。

チーム作りも工夫が必要で自分は今QBなのですが、実習が進むに連れて練習や試合に参加できない事も出てくるのと、後輩のQBを育成するためにも自分は次シーズンからWRとLBになろうと考えています。



ー2つのことに全力で取り組み続けることは簡単ではないと思いますが、どのようにモチベーションを保っていますか

医学を学ぶことは将来医師になるために必ずやらなくてはいけないという思いがありますが、アメフトはとにかく好きでNFLや国内のレベルの高い試合を勉強の合間に観てきました。

アメフトが楽しいから勉強をさらに頑張れるという思いもあります。



ーチームに技術的なコーチはいますか

いません。

なので自分でチームの外に出ていって成長の場を探しています。

自分の所属するカテゴリーは一番下なのでどこにいっても自分より上手い人たちがいて、そういった方々から学びを得ています。今もオフシーズンなのでフラッグフットボールチーム(北大阪ハスキーズ)の練習に参加して自己研鑽しています。将来医師になっても続けられたらいいなと思っています。

医科大学にいるとどうしても狭いコミュニティのなかで過ごすことが多いので、そういった点でも様々な場所に身を置いて色んな価値観を知ったり自分の見地を広げたいと思っています。



ー将来はどんなお医者さんになりたいですか

スポーツに携わりたいのでやはり整形外科を目指しています。

何より結果に拘りたいと思っています。自分が診ることになった患者さんに最適な医療を提供し、1日でも早くフィールドに戻してあげたいです。

また、スポーツ関係なく、老若男女問わず、1人でも多くの患者さんに元の日常の生活に戻っていただけるような医療を提供できる医師になりたいです。



ー最後にRumitureで今後開発して欲しい製品はありますか

現在もトレーナーやスタッフに向けての製品を開発していると思いますが、選手向けの製品は世の中に多く出回っていると思うのでそういった路線の製品が今後も増えていったらいいなと思っています。


著:Rumiture 佐藤敏基

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